従来の金属(銀歯)による治療は、経年劣化による金属アレルギーのリスクや、歯茎が黒ずむ「メタルタトゥー」の原因になることがありました。
さらに、金属の補綴物は経年で微細な隙間が生じやすく、その隙間に細菌が入り込むことで二次むし歯や根の感染を引き起こす要因にもなります。お口の中の慢性的な細菌感染や炎症は、近年の研究で全身の健康とも深く関わることが指摘されており、糖尿病・心血管疾患・誤嚥性肺炎・早産などのリスクを高める可能性が報告されています。つまり、お口の中の素材を見直すことは、単なる審美的な選択ではなく、生涯にわたる全身の健康を守る選択でもあるのです。
それに対し、当院が主に使用する「ジルコニア」は、人工ダイヤモンドとも呼ばれる高強度のセラミック素材を削った歯に装着して審美性と機能を回復させる方法ですが、非常に硬いため周囲の歯を傷める可能性や稀に破損するリスクがあり、通常2〜3回程度(約1〜2週間)の通院を要し、費用は自由診療のため一般的に1歯あたり税込50,000円〜180,000円前後となります。
ジルコニアは見た目の美しさにとどまらず、お口と全身の健康を守るための「生体に優しい素材」として選ばれています。以下に、ジルコニアが持つ健康面での3つの大きな利点をご紹介します。